●3泊4日懐かしい人に再会する旅、ススキノもいくよ
「試される大地」の女子高生はセレブみたいなブーツを履いてる。
北海道は苦い思い出が大半だから、あんまり好みの土地ではないのですが
それでも終わってみれば楽しい旅行です。
まずたくさんの仲間に再会できました。この春帰ってくる人、来ない人。
帰ってくる予定だけど、もしかしたら帰ってこないかもしれない人。
いつだって、私たちはふわふわと浮かぶように暮らしていて、一期一会は本当です。
もう会えないかもしれないから24時スタートの呑みにも行くじゃんね。
あーちんが元気そうで良かった。誰よりも輝いてると私は思った。本心。
大声で明るく笑いながら「はいっ、おかしいと思います!」って言える存在が
負債を抱えたリゾートには一番必要だと私は信じているよ。
氷のベッドにて寝そべる私。ユキちゃんこれ流氷館じゃなくてホテルの一室。
私たち、この部屋本気で販売してるから、挑戦したかったら連絡して。寝袋つきよ。
花火とおんなじで、一瞬で消えてしまうもので作られているホテルやバーは
そのかけがえの無さが無意識に働きかけるのか、相当尊く見える。
コンクリート建築にも、木造建築にも、それぞれ良さがあるけれど
氷のホテルだよ?氷の教会だよ?誰も見たことないでしょ、
でも私その非日常間すべてをひっくるまで販売してんの!かっこいいでしょ?
本当は、現地で働くスタッフにこそ、このかっこよさを自覚して欲しい。
OJTとかシーズン異動スタッフとかには、やる気が無いとかのろいにぶいとか
散々言われてしまうけど、というか去年は私も先鋒に立って散々言ってたけど、
そこで働いて守っているスタッフの気持ちが一番大切だよね。
社員にはそれぞれ役回りがあってさ、1年目は新鮮で刺激的な意見を言うこと
2年目以降中堅は一年目の意見と古参のこだわりを通訳していくこと
古参は長年働いている経験を生かしてリーダーシップをとっていくこと。
1年目だけが空回りしている状況はぜんぜん良いことじゃないけれど
それぞれには感情や立場や過去の10年が大きく存在していて、それらに
思いを馳せることだけは、1年目のあなたにも忘れて欲しくないなと思いました。
もちろん、古参スタッフも1年目のあなたの気持ちや考えを素直に聞くことが
とても大事なんだけど、あなたのほうがやわらかくてたぎっているから。
廻り始めた歯車について悪い点を指摘しても気が滅入っちゃうだけだから、
あーちんに続いて「こうしたほうがいいと思うでヤンス!」って言っちゃえよ。
みんなで、幸せになろう。
今回の勉強先は3件。良かった順にまとめておきます。
■北海道みるく村
ちっちゃいビアジョッキみたいなカップにこんもり入ったアイスクリーム!
だけでも相当のジュルリものなのに(実際そうとう美味しいしさぁ)
そこに127種類の選りすぐりのリキュールの中から好みのものを幾つかチョイス。
銀の匙でポテリとたらしてもう一度口に運ぶと、もうぜんぜん風味が違うの。
私が選んだのはローズと生姜。サービスで巨峰と紅茶のリキュールもついてきた。
ヨーグルトを混ぜたりクレープで包んだりすれば質感までどんどん変化して、
あっという間にワンカップ食べきってしまった・・・恐ろしい。
とくに生姜がベストマッチで、ピリッと辛い匂いと冷たいアイスのマリアージュ。
私この味のためにもっかい札幌いくモチベーション沸いたよ。
メニューは立ったの3種類(しかもリキュールの数くらいしか違わない)だから
ふつうの喫茶店とは違う、ここは本当にアイスを楽しむためのお店だった。
お話を伺ったら、もともとは洋菓子職人でリキュールの魅力に入れ込んで
でもお菓子作りだといいリキュール大量には使えないからといって
開発したのがこのスタイル。嬉しそうにメニューを畳み掛けて説明する奥様と
お勧めのリキュールボトルを愛しそうに撫でながら語りかける旦那様。
しかも店内は本気で暗く、天井にはツリーライトが点灯、テーブルクロスは真っ赤。
ひときわ暗がりの角の席で、私と同じように一人アイスを舐める妙齢のマダム。
そんなお店は「スナック美帆」「バー北斗七星」が集まるススキノ雑居ビルの6F!
しかも営業時間は昼12時~夜11時!こりゃあ完全に秘密の夜のアイス屋さんだよ。
■ホクレン直営 北の菜路季 大地
ホクレン直営というフレーズが気になって、今度はオフィスビルの地下にお邪魔。
おなかすいてたからご飯メニューをオーダー。
石狩鍋、ジャガバタ、カキポン酢、冷しゃぶサラダ。
サービスはおそらくアルバイトさんばかりで気も利かないしかっこ悪い。
味は美味しい。素材がいいのか?シェフも腕が立つんじゃないかと思うけど。
席数もかなり多くて、きっと週末は相当繁盛してると察せられるつくり。
面白かったのはジャガバタで、ジャガイモが以下の中から選べます。
男爵、北あかり、メークイン、レッドアンデス、レッドムーン
インカのめざめ、ジャガキッズパープル、北むらさき、北海こがね
三種類注文したら、右上の写真みたいに名前シールがついて出てきたよ。
これは楽しかった、美味しかったしね。他にもカキとか美味しかったけど、
もうサービスが圧倒的にいけてないの。友達を連れて行くのは気が引ける。
■フレアーバー エス
シェーカーが宙を舞うフレアーバー。真近でみるのは初めてだから興奮。
本当にボトルが空中をぎゅんぎゅん廻って手元に吸い寄せられてた。
生き物みたいにリキュールボトルをなげ回すバーデンたち。インパクト大。
しかも今気づいたけど、マスター24歳ってタメじゃんね。
あれだけのお店を経営できてたらすごいな。
左の写真は氷の町にあるアイスバー。これもいけてるでしょ。
いいなー私のホームにも、雰囲気インパクト100点のバー作れないかな。
まとめ:札幌は飲食店が多種多様で強い。あと、北の~というワードも強い。
:お酒は私より強い人と一緒に飲みに行く。
個人的な楽しみにしていた円山動物園。
立った!おじいさん、クララじゃなくてホッキョクグマが立ったよ!
コメント
氷のベッドはもしかして流氷館でしょうか?私はそこに吉田さんと行きましたが、内装その他に絶句いたしました。
Posted by: koga | 2007年02月18日 01:10