●リスペクトカードにお返事
エス子ちゃん、こんな大層なものをどうもありがとう。
リスペクトなんて嬉しくって照れちゃって、やだもう!
素直に丁寧に答えていこうと思います。おそくなってごめんに。
『リスペクトカード』
>いつもありがとうございます。私はあなたの<分析力>を尊敬しています。
是非<問題から解決まで道筋>を身につける秘訣を教えてください。
最近とみに、想像力の偉大さを感じています。
たとえば、ちょっと前に庭に水入りのペットボトルを置くの流行ったよね。
あれ事情を知らない人がみたら何事かと驚くと思うんだよね。
で、いろいろ想像するじゃん。おまじない??飾り??非常飲料??
答えはすごく意外なところにあって、猫よけ!!
驚きとと共に、そこからまた想像がスタートするの。
この家、猫でどんな嫌なことがあったんだろう、猫は何で水が嫌なんだろう
なーんてね。私の頭の中は自由だから、猫にもなれるし家の人にもなれる。
そうやってたくさんの目線でひとつの事象を分解すると、
当然だけど世界って複雑で、でも成り立ってるからワンダーだよね。
もし私に、ワンダフル世界を分析できる力があるとしたらコツはこれかな、
【なんでソレがそうなってるのかを考える、のをやめない】
もうひとつ、美しい世界を考えることが好きです。
例えば「シャンプーを買う」行為はどんな風だったら楽しいか。
スーパー?美容室?自動販売機?通販?富山の薬売り?
じゃあさ、じゃあさ、例えば荻窪にシャンプーバーがあったらどう?
ごちゃごちゃとした小さな個商店が連なる町並みの一角に
清潔な白い照明に満ち満ちたバーがある。カウンターには大小カラフルな瓶。
白衣のスタッフが微笑んで「いらっしゃいませ、お久しぶりですね」。
椅子に腰掛けると髪をスタッフが髪を一掴みして「いい調子ですね」。
「今日はどんなものを?」「えーっと、そうだな春が近いからハーブを」
ワゴンて運ばれてくるのは雛菊、ラベンダー、セージのシャンプーなど。
スポイトで匂いを嗅いで、添えられた原材料のハーブを眺めてゆっくりと。
「どうぞ他のものもご覧下さい」なんて、一人にもしてくれて。
カモミールに決めたのは、優しそうな匂いとクリーム色がきれいだったから。
「もしよければ、シャンプーしていかれますか?」「あ、じゃあ是非」
暗い照明の中、細い中年の女の人の指で泡立てられた私の頭は解き放たれていく。
「お会計させていただきますね、¥1000円です。」…ああ!これいい!
もう妄想に近いですが、ここのコツはこれだね、
「美醜乱れるこの世界で美しい!を見失わないこと」言い換えて
【本当はどうあるべきか、美しい○○とはどんな姿かを妄想する、のをやめない】
本当は、問題を発見して解決するまでのプロセスを
1~、2~、って感じで答えられたら一番いいと思うけど
いっぱい考えたんだけどさ、そんなプロセス何も覚えてないんだよね。
現状の分析【なんでソレがそうなってるのかを考える、のをやめない】
理想の追求【本当はどうあるべきか、美しい○○はどんな姿か、を妄想する】
今の私にできることは、たったこの二つなんだと思う。
後はモチベーション、少なくとも目に見える範囲の世界を
できる限り美しくしていきたいと思ってる、このモチベーションが私を動かしてる。
TPOを問わず、ギリギリまで質問を重ねるはるか節(エス子命名)は
きっとこのあたりから生まれてきていると思うんだけど、どうかな?
『あなたへの期待』
>私は、今後のあなたに、こんな期待をしています。
分かりやすく、出世して欲しいなとひそかに期待しています。
王道正統に出世するのってさ、すごく難しいよね当たり前だけど。
踊れて文化芸能に長けているあなたが会社で出世する、しかも女子なのに!
なんて姿、見てみたいな。
>その理由は・・・
女子は出世できない、の線がうっすらと、うっすらと見えるから。
この会社ですら、私には見えるよ。
恋愛とか結婚とか出産とか、女子には敵が多いよね。
仕事は自分の力でコントロールとかなるのに、
恋愛から始まる一連のできごとはどうしても自分でコントロールがきかないよね。
女子の場合は、感情的にも世間的にも特にね。悔しい、悔しい。
だから王道正統にのっとって、出世してね。楽しみにしています。
コメント
出世
1 社会的に高い身分・地位を得ること。「―して親を喜ばす」「立身―」
「社会的に」てのがミソである。ただ、個人的に思うのは、社会から評価されるというのは、さほど意味のあることでもないので、出世とは自分がなりたいと思うあるべき姿に近づくことであり、またそれに到達することではないかと思うのである。結果として、社会的に高い身分・地位を得ることはけして悪いことではない。ただ、それが目的化してしまうことは、後に空虚を生み出すのではないだろうか。
2 この世に生まれ出ること。
私も20数年前に、出世しました。
3 仏語。
仏が衆生(しゅじょう)を救うためこの世に現れること。しゅっせい。
俗世間を離れて仏道に入ること。また、その人。出家。
比叡山で、公卿の子弟の出家したもの。
禅寺の住持となること。特に、紫衣を賜り、師号を受け、あるいは勅宣を蒙って官寺の住持となること。
1のところで、説明したものは3に極めて近いと言わざるを得ないのかもしれない。けして、仏門に入らなければならないということではない。
Posted by: ちひろ | 2007年02月17日 23:09