●ミッフィーのケーキ
仕事柄、ここ2年はとにかくいけてるという噂の飲食店や
宿泊施設、商業施設を遊び歩くようになりました。
当たり前だけれども、流行っているところは時代の風を掴むような
大人数に好まれるような工夫があって、
それは今で不便だったものを解消したスタイルだったり
昔流行っていたものを現代にあわせて再消費させていたり
逆に、今まで誰も見たことが無かったり、まあいろいろですが
特に気になるのは「語ることがある」店や製品です。
はさみとかそういうシンプルな道具でない限り、
その存在が目で見て9割理解できるものより
5割目から理解ができ、残りの5割は物語が補完して
頭の中で想像がグングングングン広がっていくような
そんな存在が、今少なからず広がり始めているという実感があります。
目に見えるもので全て勝負するんじゃなくて、
そこをスイッチとして広がる未来の素敵な生活、
そのモノにかかわることができる素敵な私の生活、
目に見えないもので勝負をするようになるんですね。
だから、ユニーク、であり、デザイン性があり、由来がある
といったことがすごく大事なんだなこれからは、なんて。
例えばミシェルブレスのナイフ、ウンナナクールのワッペン、それこそクラスカ
コクヨデザインアワード1位、直島、ケーキの中の指輪!!
六本木がいまやデザイン好きの町になろうとしている、というのは
ヒルズ2を作ろうとしている森ビルの弁だったかと思いますが
今一番満たされている人たちにとって、どのような方向性にしろ
参加するのに物語がある製品がキャッチーなのだろうなあ。
でもそれは昔から絵画とか、芸術とかの存在そのものだから
日本の暮らしも最高水準きわまれりってことかしらん。
茶道の時代から一周しているのかもしれないね。
かの有名な原美術館の展示会ケーキ。
今群馬のほうでミッフィー展やってるでしょう。行きたいな。
芸術を食べてしまえるってすごいキュートな体験。拍手。
※草間さんのやつはほんとすごい。
だって写真を遠目で見た先輩が草間さんだって分かってた!
コメント
きゃーこれねチェックね!
はるちゃん、群馬旅行しよう(はーと)
i'm now in Dusseldorf !
クリスマス幸せね。
Posted by: shizuka | 2006年12月15日 23:24
でしょでしょ、原美術館でブルーナさんを満喫したあと
中庭でミッフィーケーキを食べる。
至福ですねー。福に至る。
クリスマスマーケットの写真みしてね!
私は今日これから、光の道をつくりに、ランタンを点火して館内にばら撒きに、まるで小人のように働くんだよ。
Posted by: はるか | 2006年12月16日 16:33