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2006年11月12日

●千葉県と洗練

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千葉県ホームページがメンテでダウン中なのでメモ

ヤフーのトップに載ったね。仲條氏といえば花椿を手がけた確かに重鎮。
これはでも、これはでも、私が県民だったら拒絶するかもなあ。
#これだけ騒ぎになればパブは相当取れたろうから作戦かもしれないけど。

ブルータス「ビジネスは発明&開発です」に載っていた任天堂の宮本茂さんが
「プロデューサーにとって<10年早かった>はほめ言葉ではない、
 世間に出すタイミングを間違えているということ」という趣旨のお話をされていた。
今回の騒ぎは仲條さんのせいでは勿論無く、
千葉県のブランドイメージ構築プロデューサー(がいたのかもわかんないけど)の
運転ミスなんじゃないかなあ、なんて考える。

ヘタウマ文字がブームを起こしたように、不恰好な、よく言えば味のあるデザインは
人に愛着心を持たせるにはけっこう効果的だと思う。
ただし、そのフィールドが県って結構危ないよね。味のある愛着心が沸く県。
あれ、千葉県がめざしているのは「洗練された千葉県」だったよね。
こうなってくると、最初の目標自体が誤って設定されているんじゃないの?
もてたいってつぶやく中学生男子ではなく寡黙に素振りする男子がもてるように
洗練されたイメージを発信するには「洗練されたい」なんて言っちゃ駄目だよね。

ああなんか分かってきた気がするよ、
仲條さんはそんな故郷に対して皮肉をデザインしたのでは?!なーんて。
だってあの重鎮が真顔で出してくるデザインではないよね、どうしてもさあ。

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