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2006年11月06日

●「年のせいか、涙もろくなっていかんな…」

今日、長期の人事が発表になりました。
春は桜が咲いていて、いいよね別れの時期にぴったりだよ。
秋はどうだろう空気が冷えていて心もちょっと落ち込みます。
出会いの明るさが体にまで伝わらなくて
別れの悲しさがどうしようもなく体を支配するかんじ。
芽吹く予感が、遠すぎるんだよね。

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それでも!私たちはけして一体ではないから
あなたの幸せはあなたがきちんと耕していくこと!
いつかそのタワワに実った畑を見て
「ああ、あの時別れてよかった、手を振ってよかった」と
私にいつか思わせること。それができるなら笑って手を振ってあげるよ。

社会人になってからの2年は、まあいつだってどんな2年だってそうなんだけど
思い返せば本当に光陰矢のごとしで、たくさん恥をかきました。
危なっかしい私の仕事をはらはらと見守ってくれた先輩にもラブだし、
私が一生懸命になって上手くできなくて大泣きしていたら
その様子を「うわ滑稽だねー」っていって笑ってくれた、
心優しい友人たちにも十分にラブです。
馬鹿にされて、コケにされて、恥をかいて、それで私は育つよ。
悔しいし恥ずかしいし憤死しそうだけど、この2年で悠は反省できるようになりました。

お母さんはよく言います、「~してくれるうちが華なのよ」。
あまりにもよく言うものだからすっかり私にもその口癖が移り、
「怒ってくれるうちが華なのよ」とか「泣いてくれるうちが華なのよ」とか。
今ならさしずめ「別れられるうちが華なのよ」なーんていうと
107歳で好みのタイプを聞かれて「年上の人がいいねえ」と答えたきんさんみたいな
素敵な未来が想像できるけど、恥ずかしいからそんなこと言っちゃったけど
でもお千代ちゃん、七生ちゃん、北原さん、またいつか会えるよね!
私、そのためになら笑って手を振ってあげるよ。涙。

私だって、もうこの先長くは無い身ですから、次の一年を大切にします。
最近は、自分の幸せは親の幸せなんだなと芯から感じて驚きます。
お父さんとお母さんが幸せなら、それだけでいいや。
へんなところで、私あくまでも女ですね。

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