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2006年09月12日

●北海道まとめ・物見遊山編

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ここにいってきました。私がちょっと前にホームで真似してたあれの本拠だね。

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一人での滞在がちょっとどうかとおもうほどのいいところでした。
うわさはかねがね伺っていましたが、実に無駄な人員配置。
それでもあんな田舎であんな無駄な人員配置をしながら、
スタッフは一流で働いていることを支えに暮らしているんだから
宿泊費\42,000の価値はしっかりあったと思います。さすがだった。

食事は\26,000のフルコースをいただきました。フレンチ。
ここ2年で変わったことといえば、清水のこころもちで
こういった贅沢にお金を使えるようになりました。
仲間もここだけにはお金をふんだんに使うから職業病ですね。
勉強だと思えば、今しかないからね、そうなるよね。

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レストランの看板料理の温野菜サラダです。
運ばれてきた瞬間から目が釘付けになり、
写真を撮るのももどかしいほどこの目で見つめていたいサラダ。
望ちゃんが激務のノーワンにいたときに漏らしていたこの一言が
言い得て妙だと改めて感心してしまいました。

「悠ちゃん、私思うんだけどさシェフたちはお料理が好きで
レストランに勤めているんじゃないと思うんだ・・・。」
「え?のんちゃん何いってんの?」
「白いお皿にさ、綺麗に食材が配置されてるの。立体的だし。
目を疑うほど美しいから、ああこの人たちはお皿にお絵かきがしたくて
こんな仕事をしているんじゃないかなって思っちゃう。」

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んん!のんちゃん君の言うとおりだよ。
この人たちはきっと、毎日いろんなゲストにお料理を
見てもらって褒めてもらって味わってもらって、そして絶句されて
そんな体験をさせたくて、目を白黒させてたくて、楽しくて楽しくて
こんなお料理を作ることが出来るんだね。
プロじゃないから良くわかんないけど、食材に5万円かけた料理の味は、
正直なところ食材に2万円かけた料理とそれほど変わらないだろう。
食材はいつか頭打ちするよね、おいしいものが高いわけでもないしさ。
だけどその余裕の3万円で食事を楽しむ環境を演出できれば
それはそれはいい食事が楽しめると思う。麻のリネンとか、花とか。

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かかりつけのお医者様とご一緒させていただきました。
町田先生はたまたま若いころにブイブイ言わせてた下宿先に
ご夫婦で遊びにいらっしゃったとのこと。プレイボーイだったそうです。
プレイボーイは洞爺湖が望める喫茶店でコーヒーを入れるバイトをし
いつのまにかお医者様になり、本気ロハスの道にはいられました。
そんな先生の一押し、エビフライとポテトグラタン。
この喫茶店の料理は何をとってもおいしくて、ほっぺたおちそう。
通り抜けるそよ風、さざめく笑いの中で熱々の料理を食べれることも、
3万円に劣らないおいしさになります。ベクトルが違うっていうか。
だから本当に食事はシチュエーションとストーリーだよね。勉強になります。
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町田先生に連れられて昭和新山付近を観光に行きました。
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観光って言うか、
噴火すごかったんだー・・・なんでこの人たちまだここに住んでるんだろう・・・
なんて本気で不思議に思ってしまう有珠山噴火のあとでした。
だってキャッチコピーで「私たちは火山と共存します」ってなってたよ。
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この山もCGみたいで突拍子もないけど、この隣の山は1日1m伸びたらしいよ。
アスパラガスじゃないんだからさぁと思ってしまうほど地球が生きてます。

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熊。熊牧場と説明がめんどくさいからいってしまうけど、
そんなところに行きました。熊がおなか叩いて青りんごくれって行ってました。
本人にも直接言いましたが、私の上司の登場の仕方にそっくり。

やつらはキャッチボールできないんだ、なぜなら思わず口で受け止めちゃうからね。
そんでもって、ボールでもクッキーでも青りんごでも、噛み砕いてしまうんだから。
なんてアメリカンジョークにもなんないねー。

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