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2003年07月25日

●木曜日は送っていった

フロム「一週間」ロシア民謡。
あたしは送っていくことより送られるほうが好きだな。
とくにあなたに会う場合は。
けど、送っていってその憂さをミスドで晴らすのも嫌いじゃないな。
ミスドは好き、夜12時まであいてるなんてすばらしい。
ドトールも好き、朝4時のドトール、ミラノサンドC。

ああ神様だったらいいのに。
あたし神様だったら楽チンなのに。
これは独裁政治とかの考え方?世界征服とかそういうこと?
けど、あたしは多くをひざまづかせたいんじゃなくて運命を操りたいだけなのに。
運命があることってたまにすごく疲労する。ほっといてって思う。
あたしここから2週間休みっていって、スイッチをオフにするみたいに消えてしまいたい。
パチンと。
でもそんなことできるわけないのも知ってる、できたら芥川さんとか死んでなかろう。

疲労疲弊はミルフィーユのように重なった結果だ。
なにが?それは自分で考えなさい、はるかさん。
たまには毒を吐きたいな、嫌いな人にあんたなんて大嫌いって言ってしまいたい。
早く死んじまえとかお前の母ちゃんでべそとか。
でも言っても何にもならないし、自分がきっと深く深く後悔するだけだ。
それも知ってる、できたらあたしこんなひょろくなかっただろう、でもそれは今から変えることだってできる。

モンドグロッソのBOAをずっと聞いていたい。
suitechicも気持ちよかったし、アイドル=POPアイコンってやっぱり大好きだ、あと捩れも。

お風呂に入る前に「赤い林檎と銀の皿」を読んだ。
暮らしの手帳が出している「お母さんが読んで聞かせる話A」の中のひとつのお話。
例に漏れずあたしはこの本で育った。
娘さんが銀のお皿に赤い林檎を転がして遠くの世界を見る話。
例に漏れず娘さんは最後は王子様と結婚してしまうんだけど、
王子様と結婚できなくてもいいからあたしはいま赤い林檎と銀のお皿が欲しい。
転がしてなにを見よう。アローズの新作?実家のさくらんぼ?シルクロードの行商?
いえいえそうではありませぬ。
けれどそうではないことはわかっても、なにが見たいのかは分からない。
目の前しか見えていないのか、目の前がみえていないのか。
象牙のお船に乗せてもらえたらあたしは思い出せるかしら。

ワッツメイクスミィライクソゥ。
ワッツキャナイメイクサム。

「かなりや」


唄を忘れた金糸雀(かなりや)は
後ろの山に棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
背戸の小藪に埋けましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
柳の鞭でぶちましょか
いえ いえ それはかわいそう

唄を忘れた金糸雀は 象牙の船に 金の櫂
月夜の海に浮かべれば 忘れた唄をおもいだす

  (西條八十 大正七年)

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